企業概要

岡山県倉敷市に本社を置く老舗総合建設業者。公共工事の施工管理をメインに展開してきたが、代が替わった近年は民間工事、業界内での分野拡大(水道・解体・舗装・足場・建設工事関係の小規模工事)にも積極的。今年4月、「佐久本式ソーラーパネル熱分解装置」第1号機の納入先に決まる。

協会入会のきっかけは何ですか?

既存のビジネスルールや市場を根本的に変える革新的な発明が、私が記憶しているだけでも、とても短期間に何度も起きています。そしてこのゲームチェンジャーで事業が大きく成長していく様を見てきました。

身近な分野や使っている物が小さなきっかけを経て大きく変わってゆく状況を見て、「私はどれだけのチャンスを見逃しているのだろうか」「未来の必然になるような新しい挑戦がしたい」と考えていた中で、ソーラーパネルの水平リサイクルを実現し、エネルギー供給を半永久的に維持できる仕組み作りを目指す協会の存在を知りました。

FIT制度がもたらした“太陽光バブル”で成功をつかんだ人の話は聞いていました。不要になったソーラーパネルが大量に排出される未来は容易に想像できました。

強い興味を持ち、情報を得ようと入会。準会員は入会金・年会費が無料なので気軽な気持ちでしたが、実際に装置を見たり、協会の詳しい構想を聞く中で、大きな驚きを感じました。

西建設本社

御社は、佐久本式ソーラーパネル熱分解装置の第1号機の納入先に決まりました。また、協会が事業推進をバックアップしている「サステナパネル」の特約店でもあります。

私は太陽光発電こそが、世界に最も普及する発電方法だと確信しています。建設業者である弊社が協会の取り組みに関われることの一つが、ソーラーパネルの設置です。まずはサステナパネルの普及に注力したいです。

サステナパネルは佐久本式ソーラーパネル熱分解装置がかなえる買取保証付き資源循環型ソーラーパネルでソーラーパネルのデメリットは打ち消された商品です。

装置は連続機が完成し、最適化へ向けた作業が進んでいますが、納入はしばらく先になりそうです。
協会は資源循環の「岡山モデル」を作ろうと動いています。モデル化が実現すれば全国への展開は容易です。建設分野では弊社がノウハウを積み、コンサルを含めて最適なサービスを展開していきたいです。

佐久本式ソーラーパネル熱分解装置の第1号機の納入先に決まり記者会見に臨む西様

協会へ期待することは何ですか?

新しい産業というのは邪魔が入りやすいものです。協会はまだまだ小さな団体ですが、廃棄物のアップサイクル、循環型社会形成のパイオニアとして、まい進し、世界を席巻してほしいです。

協会に対してどような面で協力できると考えていますか?

新しいビジネスモデルになるので、協会員の強みを生かしたシナジー性の高いサービスを一緒に考えていきたいと思っています。

最後に一言お願いします

私たちは「感謝される仕事」を目指しています。

弊社が創業した1970年代は未舗装道路を舗装するだけで大変喜ばれました。しかし、インフラ整備が進んだ現代では感謝の声はなくなり、大切な基幹産業のはずが、道路工事は迷惑とまで言われています。

人に必要とされる事業に取り組むことは、業界、企業がストレスなく成長する上で大切な要素だと思います。

ソーラーパネルの2040年問題に挑み、関連産業のモチベーションアップを図りたいです。未来の必然にするということは難しいことですが、弊社を知っていただける人や取引先が増えることにも期待しています。


 株式会社西建設様のHP

http://www.nmcc.co.jp/