軽くて安くて柔らかい為、設置(貼る)場所をいとわないという夢の太陽電池「ペロブスカイト」。

ところが、その製造コストがどこを調べても出てきません。

安いとは言われているのですが、調べて見つけたのはこちらの記事です。

【2024年最新】ペロブスカイト太陽電池とは?基礎知識と開発動向

「ペロブスカイト太陽電池 は、量産ができて寿命が20年とすると「6~7円/kWh」になる見通しです。」とあります。

量産ができて寿命が20年とすると、という前提でも、現在の主要なパネルであるシリコン系の「4円/kWh」に遥かに及びません。

個人的には、建物の窓ガラスの内側に貼って発電という利用方法以外、使用場所が考えつきません。それはそれでとても素晴らしいのですが、好条件の想定であっても、発電コストは高くつくようです。

シリコン系のソーラーパネルとのタンデム型が、効率がアップするという意味で主要な使い道になるのかもしれません。しかもヨウ素が日本では潤沢にあるというのも魅力です。

しかし、どのようにしてリサイクルするのかがまだ未定です。有機物であることから、佐久本式も有効でしょうか。

期待を込めて、注意深く見守っているところです。